君の名は。ネタバレと時系列での矛盾を解説!

「君の名は」観てきました!素晴らしい!前評判を裏切らない素晴らしい作品でした!
あなたはもう観ましたか?観ていないという方にとってはこの先の記事がネタバレに
なってしまうので、それでも良い!事前に情報を仕入れてから理解を深めた上で観たい!
という方以外は読まない方がいいかもしれません。。

実は私自身もすごく感動した作品だったのですが、
時系列がちょっとややこしくて理解できなくて、そこの部分が感動を少し削ってしまっている。。
そんな風に感じませんでしたか?

それでも物語のストーリーの大枠や世界観、絵の描写が美しいので十分楽しめたのですが、
時系列を理解することでより深く楽しめるのではないでしょうか?*

君の名は 時系列理解のポイント

まず、「君の名は」の時系列を理解する上でとても大切なことは
立花瀧と宮水三葉、それぞれの立場に立って一つシーンごとに時間軸を頭に入れることです*
それではストーリーを順を追って、なおかつ立花瀧と宮水三葉それぞれの時間軸を確認しながら
理解していきましょう^^

立花瀧の視点(2016年に生きている高校生)

ある朝は立花瀧は見知らぬ女の子に名前を呼ばれながらボンヤリと目を覚まします。
体を起こしてみるとそこは見たことのない部屋。
自分の体を触ってみると胸が膨らんでいて、鏡には見たことのない女の子の姿。
そう、立花瀧はある朝突然女の子に変身していた。

宮水三葉の視点(2013年に生きている女子高生)

宮水三葉は聞き覚えのないアラームの音で目を覚まします。
いつも布団で寝ている三葉はアラームを止めるために手を伸ばした際に
ベッドから転げ落ちます。
リビングには知らない男性。鏡に映っているのは見知らぬ男の子。

この時点で立花瀧と宮水三葉が入れ替わっているのですが、
二人は夢を見ているのだと思い込んだままそれぞれお互いの現実の生活を続けます。

立花瀧は田舎の生活を満喫し、宮水三葉は憧れの都会生活を満喫。
夢の中だからと割り切って生活を続けますが、夜眠るたびに不定期に訪れる「入れ替わりの夢」と
夢(実際には現実の世界)の中で起こる出来事に違和感を感じ始め、
少しずつ二人はこの現象が夢ではなく、お互いが入れ替わってしまっていることに
気付き始めます。自分が入れ替わってしまっている相手が誰なのかを知るために
それぞれの体にメッセージを書いたり、学校のノートやスマホに日記や伝言を残したりするようになる。

ネタバレなのではっきりと書いてしまいますが、
二人が入れ替わっているこの時点で、時間さえも入れ替わっていることに
気づいていただけるでしょうか?
立花瀧は2016年に生きていて、宮水三葉は2013年に生きているのです。

入れ替わりを理解し始めた瀧と三葉

三葉は瀧のスマホに保存されている画像や、バイト先での様子から、
奥寺さんというバイト先の女性に密かに想いを寄せていることに気付き始めます。
三葉は奥手な瀧のために奥寺さんとのデートの約束を取り付けることに成功。

自分の体に戻った瀧はある日突然奥寺さんからのLINEで、
その日がデートの日だということを知り、急いで待ち合わせの四ツ谷駅に向かいます。
しかし瀧は連日の不思議な体験や「三葉」という存在が気になってしまい上の空のまま。
三葉演じる?瀧に興味を抱いていた奥寺さんは、実際の奥手な瀧の様子に呆れた様子。
冷たくしないまでも、デートはなんとなく白けたムードのまま終わってしまいます。

物語は急展開へ 時間軸がずれたまま動き出す二人

三葉は自分が瀧のために取り付けた奥寺さんとのデートが気になったのか、
それを確かめるために一人で東京に向かいます。
自分でセッティングしたデートなので待ち合わせの場所などは分かっているのに
三葉は瀧にも奥寺さんにも会うことができません。
しかし三葉は電車の中で瀧にそっくりな中学生に遭遇。
瀧であると思った三葉は声をかけるも、「お前、誰?」と言われてしまいます。

おわかりでしょうか?

2013年に生きる三葉が東京で出会ったのは、
2013年に生きる中学生時代の瀧、つまり瀧はこの時まだ三葉の存在は知らないのです。
二人の間にはこの時に3年という時間のズレが生じているのです。
それでも何か気になった瀧は電車の折際に三葉の名前を聞きます。
三葉はその時自分の髪を結っていた紐を解き、瀧に託して電車を降りてしまいます。
瀧が物語を通じてずっと腕に巻いていた紐は恐らくこの時に受け取った紐ですよね。

映画を見た時はまだ頭の中が「?」でしたが、
この時間軸を理解するとこのシーンの切なさが込み上げてきます。。

瀧も三葉に会うために動きだす

2016年に生きる瀧もやはり三葉のことが気になるので、
自分が三葉と入れ替わっていた時に見て思い出しながら書いた絵を頼りに、
糸守町(三葉が住む町)と三葉を探す旅に出ます。

聞き込みを行いながら必死に探す瀧たち(奥寺さんたちも同行)ですが、
絵に描いてある場所は一向に見つかりません。
諦めかけてたまたま入った食堂の店主が、
なんと絵に描かれた場所を知っており、なおかつその町の出身者であることがわかる。
瀧たちは店主の車に乗せてもらい、その町まで案内してもらうことに。
ようやくたどり着いたそこで見た風景は、
瀧が三葉の体で見ていた風景とは決定的に違っていました。
そこには糸守の町はなく、壊滅的な被害で町ごとなくなってしまった糸守だったのです。

糸守は3年前の2013年に彗星の衝突によって町ごと消え去ってしまっており、
当時の住民はほぼ全て亡くなってしまっていたのです。

茫然自失となった瀧は奥寺さんたちに先に東京へ帰ってもらい、
自分は記憶を頼りに宮水神社の御神体があるカルデラに向かいます。
祠の中にお供えしてあった口噛み酒を口にした瀧は、足元を滑らせて転倒。
その拍子にまたもや三葉と入れ替わります。

この日糸守に彗星が落ちることを知っている瀧は、
三葉と入れ替わった状態で町民避難計画への協力をテッシーとさやちんに頼み込む。

この時、瀧と三葉は二人とも糸守にいることになります。
瀧の体となった三葉は御神体のカルデラに。
三葉の体となった瀧は糸守の町に。
三葉がカルデラにいることを感じ取った瀧(三葉の体)は勅使河原の自転車を借りて
カルデラに急ぎます。

そこで二人はお互いの声が聞こえるので姿が見えないという状況に。
そう、二人には3年という時間の隔たりがあるのでお互いの姿が見えないようなのです。
そんな時に片割れ時が訪れて奇跡的に二人は姿を確認し合って出会いを果たします。
入れ替わりが終わってもお互いの名前を忘れないように
互いの手にそれぞれの名前を書こうとした瞬間、
片割れ時が終わってしまい、お互いの姿が見えなくなってしまいます。

糸守崩壊の事実を知ったまま自分の体に戻った三葉

自分の体に戻った三葉はなぜか奇跡的に隕石の事故のことを覚えていました。

彗星で糸守がなくなってしまう事実を知った三葉は、
町長である父のところへ行き、住民を避難させるように懇願します。
ちょうどこの日糸守では祭があり、住民のほとんどが集まる神社が被災地となって
しまうということを三葉は知ったからです。

詳しく描かれてはいませんが、
御神体で対面を果たした瀧と三葉は、
テッシー&さやちんと町民避難計画を実行していることを情報共有したのでしょう。

最終的に三葉が父親を説得できたのか、町民は助かったのかというところは
エンディングでわかるのですが、
結果としては作戦成功し、
町民の3分の1が犠牲になるという歴史を変えることができました。

5年後の瀧と三葉

2021年。瀧は大学生になり、就職活動をしています。
なかなか内定が決まらない中悶々とした気持ちで喫茶店で手帳を見ていると、
その喫茶店にはたまたま糸守で同級生だった勅使河原たちが結婚式の話をしている。
勅使河原たちが生きているというこの時点で糸守の避難計画が成功したことを意味していますね。

そのあと瀧は電車の中でぼんやりと窓の外を眺めていると、
並走する電車のドア際にいる三葉と目が合います。
お互い認識しながらも離れていく電車。
そしてあの感動の場面、須賀神社の階段で感動の再会!という流れです。

いかがでしたでしょうか

駆け足ではしょって書いたので、若干違っている箇所があったらすみません。
だけど大体は合っていると思います。
すでに観た人は時間軸を理解した上でもう一回見てみたら
より世界観を楽しめるのではないでしょうか?

まだ観ていないという人ももちろん、
ここまで読んでいるということはネタバレを読んだ上で観たい人、
あるいは観る気はないけど気になっていた人だと思います(笑)
それぞれだと思いますが、何れにしても素晴らしい作品ですので
とってもオススメです!

では今回も最後まで読んでいただきありがとうございます*

➡︎「カメラを止めるな!」観てきました!!