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君の名は 三葉が電車で瀧に出会った時に流れる曲
映画「君の名は。」に夢中の皆さん、こんにちは。
私はもう劇場で12回も観てしまいました。
小説版とアナザーサイドも読了したのでかなり詳しいというか、
もう大体物語の全容は掴めてしまっているのですが、
それでもなおまだ観たいなぁと思ってしまっています(笑)
さて、君の名は。について色々と検索していたところ、
「君の名は 三葉 電車」という検索ワードが出てきまして、
三葉が電車で瀧に組紐を渡すシーンに流れている曲が何の曲なのか?という質問がありました。
君の名は。に使われている音楽は歌モノからオーケストラに至るまで
ほぼすべてをRADWIMPSというバンドが手がけています。
三葉が電車で瀧に出会い、組紐を渡すシーンに流れる曲もRADWIMPSの曲ということになりますので、RADWIMPSが出している君の名は。のアルバムの中の1曲であると言えます。
曲名は「三葉のテーマ」という曲です。
このシーンは意味がわかるととても切ないシーンですよね。。
電車で出会った三葉と瀧には3年という時間の隔たりがあるのです。
三葉が電車で出会った瀧は、三葉が瀧と入れ替わる3年前の瀧なので、
瀧は当然の事ながら三葉の事など全く知らないわけです。
三葉は電車で目の前にいるのが瀧であると確信しているのに気付いてもらえない切なさが、
この曲の切ないピアノの調べに表現されています。
打ちひしがれた三葉は糸守に帰り、おばあちゃんに髪をバッサリ切ってもらい、その夜彗星が。。
そういうシーンですね。そんなことを思い浮かべながらこの曲を聴いていると私も電車の中で思い出し泣きしてしまいます。。
君の名は 三葉が電車で瀧と出会った時、瀧は何故三葉に話しかけたのか?
君の名は。の中にはいくつかの不思議なシーンがあります。
三葉が電車で瀧と出会った時、三葉の事をまだ知らないはずの瀧が降りぎわの三葉に話しかけて名前を訊いたシーン。
これはちょっと考えてみると少しおかしなシーンでもありますよね。
映画ではただそれだけのシーンですが、小説を読むとこの時の瀧の心情が以下のように綴られています。
↓↓↓
遠ざかり始めた背中(三葉)をみて、俺はふいに思う。
『このおかしな女の子は、もしかしたら、俺が知るべき人なのかも知れない。』
そんな説明のつかない、でも強烈な衝動に突き動かされ、
「あのさあ!」
と俺は声を上げている。
「あんたの名前は…」
そして
三葉「みつは!」」
俺は思わず手を伸ばす。
薄暗い電車に細く差し込んだ夕日みたいな、鮮やかなオレンジ色。
人混みに体を突っ込んで、俺はその色を強くつかむ。
三葉「名前は三葉!」
↑↑↑
いきなり目の前に現れて自分の名前を呼ばれたりしたら、
例え自分の知らない相手だったとしても「どこかで会ったのかもしれない」と思い、
名前を確認するのは自然な事かなぁと、個人的には感じています。
大事なのはこの時咄嗟に三葉が電車の降りぎわに組紐を瀧に渡したこと。
のちのちこの組紐が二人を結びつける大きな役割を果たしていく事を考えると、とても印象的なシーンですよね。
君の名は 三葉が電車で瀧とすれ違うシーンはそれぞれ何線に乗っている?
三葉と瀧が電車ですれ違うシーンですが、
都内を生活圏にしている人にとっては三葉と瀧がそれぞれ何線に乗っているのか?というのは少し気になるところですよね。
物語の終盤に三葉と瀧が並走する互いの電車から目が合った後に降りた駅は、
「瀧→新宿」
「三葉→千駄ヶ谷」
である事を考えると、
瀧が山手線内回り(緑色の車両)で代々木から原宿に向かう電車。
三葉が中央総武線の各駅停車(黄色の車両)で代々木から千駄ヶ谷に向かう電車であったと推測されます。
新宿で降りた瀧と、千駄ヶ谷で降りた三葉が四谷三丁目の須賀神社で巡り会ったという事を考えると、
電車から降りた後の三葉と瀧はかなりの距離を走ったことになりますね(笑)
物語の感動的なシーンではあるものの、それだけお互いがお互いを探していたのだなぁと、つくづく感じさせられます。
余計なお世話とは承知ですが、きっと二人は以下のルートで新宿区を駆け抜けたのだと思います。
(細かいシーンを忘れているので申し訳ないですが)
瀧:新宿南口→甲州街道(国道20号線)を東にひた走り→新宿御苑前を通過し四谷三丁目の津之守坂入口の交差点を右折。
新宿区須賀町の急な坂道を下り、須賀神社入口の交差点をキョロキョロして右折→須賀神社の階段の下にたどり着く
三葉:千駄ヶ谷駅から神宮外苑あたりを東に突っ切って信濃町駅に到着し、信濃町駅から四ツ谷方面に南北に走る外苑東通りを北上。
左門町交差点を右折し住宅街へ。狭い住宅街にある闇坂(くらやみざか)手前の路地を左折し、須賀神社階段の上に到着。
そこで二人が出会う。
実は私、過去にこのエリアを散々営業で周っていたもので。。^^;
ついつい推測にアツくなってしまいました(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます*
また、これからもオリジナルな視点で書いていこうと思うので是非チェックしてください*